真面目に生きてるMauzakです。

産業カウンセラーを取得した技術苦手系ソフトウェアエンジニアがメンタルと向き合う日記

ソフトウェアの問題解決

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
マウザックです。

実は私、産業カウンセラーだとか、
心理学の話をしてきたのですが、
本業はソフトウェアエンジニアなのです。

かれこれ6年目ぐらいになるのですが、
今だに難しいなぁと感じるのが不具合解析です。

メーカーから私の会社に不具合の連絡がきて
原因調査する市場不具合や試作の段階での
不具合の調査を実施するものもあります。

不具合調査というのは、
まず何処が原因かわからない場合が多いので、
様々な切り口から原因をどこが問題かを
探す必要があり、そこを間違えると永遠に
問題が見つからなくなります。

良く言われているプロセスが
原因の特定(どこどこ)→問題の追求(なぜなぜ)→対策(どうやって)→その後の監視
の4プロセスです。
細かいことは抜きにして大体の問題解決の
本にはそう記載されています。

僕はこの6年、エンジニアとして不具合解析を
やってきた中で一番重要だと感じたことは
ずばり、原因の特定です。

良くトヨタ方式でなぜなぜが取り立たされますが、
問題がどこにあるのかわからないまま、なぜなぜ
をやっても全く上手くいきません。

まずは可能な限り切り口を出し、
全体の地図を作り、その中のどこに問題があるのか
論証をつけて潰していってください。

組み込みソフトウェアで例えると、
静的ならば、ハードの切り口だと
マイコンか、統合ICか、ソフトの切り口だと
ピン出力部分か、コンポーネントか、ユニットか
動的ならば、マイコンのリセットタイミングか
通常のrunか等、切り口をあげていって
何を調べて問題ないとしたのかどんどん
まとめていってください。
そこで原因が特定出来たら、やっとなぜなぜの
登場です。そこまではなぜなぜしても、
無駄な時間に終わってしまいます。

どこどこのイメージは下記の本の
図1-7がわかりやすかったので、
是非読んでみてくださいね(回し者ではないですよ)
https://www.amazon.co.jp/%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E2%80%95%E2%80%95%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%8B%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%82%92%E7%AA%81%E7%A0%B4%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%BF%85%E9%A0%88%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E8%A1%93-%E9%AB%98%E7%94%B0-%E8%B2%B4%E4%B9%85/dp/4862761240

以上です。